ZOAの森川誠一郎、黒木真司、BorisのTakeshi、Atsuoで新バンドA/N【eɪ-ɛn】結成、ワンマンを11/16に

森川誠一郎(血と雫、Z.O.A)、黒木真司(Z.O.A)、Takeshi(Boris)、Atsuo(Boris)で新バンドA/N【eɪ-ɛn】を結成。そのワンマンが10周年期間中の高円寺HiGHで11/16に行われる事が決定した。彼らが運動体と称したこのプロジェクトは、中心を担っている森川が書いた以下文章で映像的アプローチを匂わせているものの、ライブ形態をはじめ一切が謎である。タイトル:第一幕 ”或る時・花”日時:2018年11月16日会場:高円寺Highopen19:00 start20:00adv 4,000yen Door 4,500yen (+d 500yen)チケット:9/30よりKOENJI HIGH店頭、e+にて発売開始information:高円寺Highhttp://koenji-high.com/主催:fangsanalsatanバイオグラフィー2018年結成、森川誠一郎(血と雫、Z.O.A)、黒木真司(Z.O.A)、Takeshi(Boris)、Atsuo(Boris)に依る新しい運動体。これは一時的なコラボレーションやユニットではない、恒久的なコレクティヴである。それぞれのパートを固定せず、ダブルギター、ダブルベース、トリプルヴォーカルと自在に行き来することで、一般概念的な「バンド」に拘束されない試みが始まろうとしている。それはまるでプロットを探しながら彷徨う映画のようであり、またナラティブを否定しようとする物語でもある。あるいは「映画」そのものになろうとする現実、またその逆であろうか…。それはバンドなのか、映画なのか。彼らの初となる今公演において、これらは眼前に繰り広げられ、言葉なき言葉で語られるのだ。arashuiandanonno.comhttps://www.instagram.com/arashuiandanonno/A/N【eɪ-ɛn】或る時・花去年あたりからBorisのAtsuo氏とYBO2のトリビュートアルバム「鬼 O.N.I」のレコーディングを頻繁にしていた頃。その流れから部分パートに黒木真司(Z.O.A)を呼び込んでの録音作業中のこと。そもそも黒木がスタジオでギターを弾く姿を観たのは数年振りのことで、近くに居るようで遠く、遠くに居るようで近いという不思議な関係でもあり、こうしてまた人前で弾く姿を観るのは嬉しい限り。そして、ブランクを全く感じさせないギタープレイ。それが必然なのか偶発なのかはともかく、そこで何か新規にユニットが発生しても面白いのではないか?と、いう発案が、A/Nが生まれるきっかけにあったと思う。まだ、その頃はそれが何である、こうである等の具体的なプランは無かったと記憶するものの、ただでさえ多忙なAtsuo氏とTakeshi氏のスケジュールの間に、A/Nの生態プランが次々と投げられて来る。それによって漠然としていたものが段々とクリアになる様子がとても面白く、魅力的に感じた。例えば、デモテイクからOKテイクに変化する過程と同じように、沢山の意見やアイデア、閃き、偶然といった要素が重なり合うようなこと。また、演奏メンバーだけに限らない映像を含む集合体でもあること。または運動体。映像の内容もそうであるし、その見せ方に然り、音楽だけに限定されない要素のある複合性。大掛かりではあるけれど、その実は至ってシンプルな思考の実践にも思う。裏を返せば既成概念にある当たり前とは違うだけのことで。これはわたしの解釈だけれども、ここでいう楽曲というのも、完成があるようで無い。何を持って完成という訳でもなく、視覚を含む相互関係で成り立つかのバランスが重要視されているのではなかろうか。A/N ”演奏”メンバーはBorisの二人とZ.O.Aの二人。計四人。と、書くと何の変哲も無いバンドグループのようだけれど、これだけには収まらずと言ったところ。また、最低限演奏に必要な歌詞やメロディを各自が持ち寄り、それらを誰が歌うと言った構成アレンジ等、わたしにとっては新鮮な試みも多々ある。そのような過程がある中で部分的ではあるけれど、Takeshi氏の書いた詩の一節にある「無数の孤独」という語感も素晴らしいと思えた。演奏に触れる機会に探して欲しい。と、何に限らずこういった些細な感銘から大きなものまで、当事者間に発生する要因があってこその集合体であることがとても美しく思える。偶然の深さと光。未来のことは誰にもわからないけれど、始まりは知覚によって動き出している。2018年9月26日 森川誠一郎関連アーティストBoris(borisheavyrocks.com)血と雫(www.grandfishlab.com)Z.O.A(www.grandfishlab.com)Morrie(morrie.jp)

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