ゲッターロボ40周年記念原画展5月に開催!

ゲッターロボと言えば巨大ロボットアニメの創成期に新たな合体変形の基礎を取り入れた草分け的作品である。毎週現れる新たな敵に対して飛行型、地中、海底と戦法を変え変形し対抗する姿は当時の子供の心をぐっと掴んでいた。そして原作・永井豪、作画・故 石川賢のもう一つのゲッターロボが存在した、それが「原作版ゲッターロボ」と呼ばれるコミカライズ作品である。週刊少年サンデーにて連載された本作は、かつてのデビルマンの痛快アクション物のTVアニメ版と狂気+バイオレンスに重点を置いた漫画版の関係と良く似ており、作品のファンを語る上で「原作ファン」として区別して名乗られる。完全体のゲッターロボ登場迄、レギュラーが揃う迄をご都合を嫌ったリアルな時系列で連載の数話を費やすストーリー進行も映画的であった。作画はどのコマからも初のロボット物への意欲的なパワーを感じる。殆どの石川賢の作品がそうである様に暴力的でグロく、敵味方に限らず登場人物は狂気を強く帯びており、主役機ゲッターロボと言うメカでさえ頭部を黒く塗り目だけ光らせると言う表情を隠す不気味な演出を良く取り入れている。bOOsterstOre筆者が本作の想い出を一つ語らせてもらうなら、連載の初期数話目のある扉絵。リョウを捕獲しようと早乙女博士が殺し屋3人をリョウの家に送り込む、殺し合いをする回があるが、その時の扉絵が「リョウが空手着姿でかまえているぶち抜き1ページ」という図に「ゲッターロボ」のロゴが乗っかっている。つまりロゴさえなければ「男組」や「空手バカ一代」等の格闘少年漫画にしか見えない。空手格闘シーンにゲッターロボのロゴというシュールな組み合わせに衝撃を覚えた。<ゲッターロボ40周年記念原画展>開催期間: 2015年5月23日(土)〜5月31日(日) ※会期中無休営業時間: 12:00〜18:00会場  : GoFa所在地 : 東京都渋谷区神宮前5丁目52-2 青山オーバルビル2FURL  : http://www.gofa.co.jp/art/150523_getter/index.shtml入場料 : 500円(ドリンク券付)*4月18日(土)より、ローソンチケット(Lコード:31928)にて入場券販売開始!【展示内容】・イラスト原画、生原稿、サイン入り複製画など約100点・電子書籍(タブレット立ち読みコーナー)・その他 故 石川賢インタビュー映像など【販売商品】永井豪・故 石川賢 直筆サイン入り複製画、40周年記念版上サイン入りアートグラフ、他40周年記念グッズ

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